【オススメ眼鏡ブランド】「Lunor」の素晴らしさを語りたい。
どんな眼鏡?
Lunorはドイツの老舗クラシック眼鏡ブランドです。詳細につきましてはLunorの日本代理店をしているGLOBE SPECSに紹介ページがあるので、そちらを確認してみて欲しいです。
私が初めて買った本格眼鏡がLunor A5 232でした。ほぼ毎日掛けている愛用の眼鏡です。今でもたまに「やっぱカッコイイな」と1人見惚れて悦に浸る時があるくらい好きです。
Lunorの魅力
一言で言うと「クラシック眼鏡の魅力の集合体」です。
創業者はアンティーク眼鏡の世界的な蒐集家で、アンティーク眼鏡の魅力を現代風にアップデートしたデザインは唯一無二の魅力にあふれています。智(ち)のデザイン、モダン(テンプルの先)の形状などはアンティーク眼鏡から着想を得ているそうです。そしてシンプルでありながら特徴的です。一見して「Lunorぽいな」と分かる、オリジナリティに溢れたデザインをしています。眼鏡のデザインで「シンプルでオリジナリティがある」というブランドは意外と見つかりません。オリジナリティを出そうとすると、奇抜なデザインになったり、不要な装飾が施されたり、ブランドを象徴するアイコン的なデザインが盛り込まれがちです。Lunorは違います。アンティーク眼鏡の魅力を盛り込みつつ、現代風にアップデートし、研ぎ澄まされたシンプルなデザインをしていると思います。その唯一無二なディテールは多くの眼鏡デザインに影響を及ぼしており、他のLunorに似ているモデルがあるとすれば、多分オリジナリティはLunorあります。
そしてドイツ製と言うだけで何となくテンションが上がります。ワクワクしません? ドイツ製。ドイツのクラフトマンシップに対して憧れのような感情を抱いている人にはたまらない逸品です。実際、昔からドイツ製の眼鏡は評判が高かったと言われています。60年~70年代はローデンストック(現在はドイツでは作っていないみたいです)を代表とされる、高品質な眼鏡が日本でも高い人気を呼んだそうです。そのドイツのクラフトマンシップをLunorは蘇らせたと言われています。
好きなモデル
A5シリーズ
僕が初めて買った本格眼鏡がA5シリーズです。細身のセルフレームで特徴的な智が魅力です。セルの光沢も美しく、フォーマルな場面に似合うシリーズだと思います。繊細でありながら存在感もあります。
A6シリーズ
テンプル(モダン)が特徴的な重厚感あるフレームです。通常太めのフレームはモダン(耳にかけるあたり)は細くなりますが、このモデルは逆に太くなります。ヨーロッパのアンティーク眼鏡でよく見られる形状だそうです。掛け心地にある程度の制限出るそうですが、私個人的にはそこまで気になりませんでした。A6 246はジェームズ・ボンドで有名なダニエル・クレイグ氏がプライベートでも着用していたことがあることで有名です。
CLASSIC ROUND
スティーブ・ジョブズ氏愛用の眼鏡です。シンプルな一山モデル。ふちなしのリムレスタイプで、顔の印象を大きく変えることなく、けれど礼された印象を与えてくれると思います。シンプルですが細部にLunorならではのこだわりが感じられ、丸眼鏡が苦手な人でも試してみて欲しい逸品です。鼻の低いアジア人向けのモデルもあります。
Lunor-V シリーズ
鼻当てのあるメタルフレームシリーズです。一山モデルは鼻の低い日本人では向かないものが多いですが、こちらのシリーズは鼻当てがあるので、より多くの人にオススメ出来るモデルだと思います。
ここ10年ほど、眼鏡業界は天地差のあるクラシック眼鏡が主流となっていますが、もはや定番となったと言っていいと思います。Lunorはそれより昔からクラシックデザインの眼鏡を作り続けているそうです。そんな流行に左右されない普遍的な美しさを持ったLunor、私が1番好きな大切なブランドです。