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高性能お弁当箱パソコン「intel BOXNUC8I5BEK」を買いました。

自宅にある9年ほど前に買ったパソコンが耐えられないレベルの遅さ(OSの立ち上げ15分、Chromeの立ち上げ5分)なのでパソコンを新調しました。私は仕事で底辺社内SEというかIT後進会社のパソコン大先生のような事をしているのですが、今までPCの自作をしたことが無く、OSからインストールを経験した事がありませんでした。パソコン大先生としてそれではいけない! ということで、今回PCの自作に挑戦してみようと思ったのですが、色々考えるのが面倒くさい事に加えて、そこまでパソコンにこだわりが無いうえに、言うほど自宅でパソコン使わないのと、小さな子供がいる関係でパソコン組み立てとかに時間をかけられないなどの事情を考慮して、ベアボーンキットモデルから選ぶことにしました。

ベアボーンキットとはケース・電源・マザーボードが組み立てられた状態のパソコンのことで、メモリとHDDとOSをセットすればパソコンとして完成します。簡単に言うと半分完成しているパソコンです。自作をイチから考えるのは面倒くさい、それほどこだわりは無いけれど自作っぽい事をしたい僕のような人に最適です。

そんなこんなでintelベアボーンキットであるNucシリーズの「BOXNUC8I5BEK」を買いました。決め手はミニPCであること、第8世代Coffee Lake(Kaby Lake Refresh)CPU搭載であること、Thunderbolt3端子があること、安価なことです。

別途購入が必要なのはメモリ、SSD、OS、モニタ、(あと電源ケーブル)です。
マウス、キーボードは既に持っているモノを流用しました。

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今回買ったのは下記の通り


メモリ
Crucial CT2K16G4SFD824A [SODIMM DDR4 PC4-19200 16GB 2枚組] 

⇒NUCはSODIMMのDDR4 PC4-19200のメモリが必要らしいです。簡単に言うとノートPC向けのメモリの事です。8GB×2の16GBでも十分だったのですが、また7~8年くらい使う事を想定して永久保証の16GB×2の32GBにしました。Crucialは他社製に比べると少し高価ですが、調べたところ信頼のおけるメーカーだそうですよ。よく知りませんが。

SSD
Western Digital NVMe SSD WDS500G3X0C

SSDはNUCを買う時に参考にしたブログの人も買っていたものにしました。よく知りませんが評判が良いらしいですよ。我が家には家庭用NASがあるので容量は500GBあれば十分です。ヒートシンクモデルもありますが、NUCには不要らしいです。ブログの人が言ってました。ありがとう、ブログの人。

OS
Windows10Home USBメモリタイプ 

https://www.amazon.co.jp/dp/B07WGM2Y61/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_HkbPDb9YGEVBF

⇒生まれて初めてOSだけ買いました。昔MicrosoftのWin10のセミナーに行った時「Win10が最後のOS。これからはWin10をアップグレードし続ける予定です」と言っていたのを信じているので、もう買い直す必要が無いはず。そんなすごいOSが1万円代で買えるなんて! すごいぜMicrosoft

電源ケーブル

⇒NUCには電源ケーブルが入っていないのでミッキー型の電源ケーブルが必要です。

モニター
iiyama 4K モニター ディスプレイ B2875UHSU-B1

 ⇒写真には無いですがモニターも買いました。28インチもいらないのですが、せっかくなら4Kにしようとしたところ、価格とサイズで検討した結果こちらのモデルにしました。特にこだわりは無いです。

総額で9万円程でした。お金が無いので36回払いの手数料無料のショッピングローンで買いました。パソコン本体とモニタの保証期間が3年だからです。これで3年は死ねないぜ!

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NUCを開けるとこんな感じです。モニタ背面に設置できるパーツが入っていました。

これらのパーツを組み立てます。説明書に図で組み立て方が書いてありました。プラモデル作成みたいなモノなので、簡単に出来ました。自作っぽい事が出来て満足です。

 

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驚きの小ささ。そして写真の下手さ。比較としてマウスを置きました。本当にお弁当箱のようなサイズ感です。

USBでbootしてOSのインストールも無事完了。初めてのOSからのインストールですが、特に感慨深さも無い簡単さでした

そうして出来上がった新しいパソコン。立ち上がりが10秒くらい。デスクトップまで1分もかからないです。今までの15分の1。余りの速さに笑っちゃう。さすがSSD。もう戻れないです。

ミニパソコン自体初めてなのですが、特に心配だったのは排熱でした。NUCの過去モデルは発熱が問題点だったらしいですが、このモデルになってだいぶ発熱問題も解消されたらしいです。実際、全然発熱がありませんでした。第8世代のCPUが有能らしいです。現在の世界的なCPU不足も第8世代の性能向上によるモノなのかな。

ミニパソコンの優位性ですが、買っておいてなんですが、あまり思いつきません。グラボは拡張性無く外付けでやるしかないのでゲームPCやクリエイター向けPCとしては弱いし、軽い画像編集やoffice系ソフト操作とネットサーフィンくらいならもっと安価なモデルがあるし、あまり万人にオススメできるものではないです。

モニタをデカくしたいけれど本体の場所はコンパクトにしたい、更にメモリとSSDをデカく積みたいけれど安価に導入したい人には胸を張ってオススメ出来るのですが、そんな人がどれだけいるんだ。

個人的にはミニパソコンに興味があったのと、シンプルなデザインに惚れたので大満足です。3年のローンを組んだ価値は十二分にあったと思います。

そんな訳でBOXNUC8I5BEKレビューでした。これからこの高性能お弁当箱を駆使してツイッターとかブログとかネットショッピングとかYouTubeとかFANZAとかめちゃめちゃ見てやろうと思います。