これでもくらえ、くそったれ

愛を語る場所だよ。

【ネタバレ】『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』がめちゃめちゃ面白いという話をまたします。

世の中では今週公開した新作『映画プリキュアラクルユニバース』の話題で持ちきりですが、僕は今回も2018年10月に公開された『映画 HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』がめちゃめちゃ面白いという話をします。またします。ネタバレ全開なので、未見の方はご注意ください。

f:id:ykymf:20190320221314j:plain

ポスターも素晴らしいです

もう本当、やっぱり面白いです。DVDを購入してから娘と2回、1人で3回見返しましたが、やっぱり面白いです。歴代プリキュアを全然観たことが無い僕でもめちゃめちゃ楽しめるというのは、本当に凄いことだと思います。そんな訳で今回は個人的に良かったところなんかを書き散らしていこうと思います。

本作は出し惜しみがありません。冒頭から初代の3人が登場、その立ち姿の堂々たるや王者の風格で、否が応でも期待が高まるのですが、いきなり3人合体技(エキストリーム・ルミナリオ)が炸裂、かませ犬的な敵を塵へと還します。ここまでわずか2分。この圧倒的なテンポの良さがたまりません。そして突如、悪役のミデン(CV宮野真守)が現れ、初代3人に襲い掛かるのですが、打撃の衝撃で地面が2メートルぐらい抉れる破壊力を描写しつつ初代3人を圧倒します。初代の力を魅せた後、その初代を圧倒する力を発揮する敵。こいつヤバいな感を演出し、ここまで4分。冒頭に必要な要素を全て出し尽くしたパーフェクトな演出です。

その後、ピクニック中のHugプリ勢を、歴代プリキュアの記憶と能力をコピーしたミデンが襲い掛かります。歴代プリキュアの必殺技が主人公勢に襲い掛かる熱い展開です。最高。宮野真守さんが「ウルトラハッピー♪」とか「キラっと閃いた♪」とか「ここで決めなきゃ女がすたる!」などのプリキュアの決め台詞を言うもんだから、監督は分かっているなと思いました。余談ですが劇場鑑賞時、後ろの席の淑女3人組みが「マモちゃんが…マモちゃんが…」とうわ言のように、言葉にならないくらい興奮しておられました。それぐらいの破壊力がある。それが宮野真守プリキュアの台詞を言うということ。人によっては本作最大の魅力だと思います。

その後、ワンオペ育児の大変さの問題提議をしつつ、仲間との思い出が無にされた野乃はなちゃんの心が折れ泣き出してしまいます。それに対してハリーが「なんや! プリキュアとあろうものがへこたれてる場合やちゃうやろ!」とハリーなりの叱咤激励をしますが、それに対してなぎさが「そんな言い方やめて! プリキュアだってただの中学生だよ! 自分でどうすることも出来ない時には、誰だってそうなるに決まってるじゃない!」となだめる一連のシークエンスが、本作がオールスターズ映画でありながらHugプリの作品であり、且つふたりはプリキュアの作品でもある事を思わせてくれます。そんな心が完全に折れているところで再びミデン襲来。その攻撃を生身のなぎさが受けとめ、ボロボロになりながらも「私、ほのかがいないとダメだから! ほのかのことが大好きだから!」と熱い胸の内を叫びます。きまし。それに対してミデンがほのかの記憶を使って「あらなぎさ、私も覚えているわ、先生の結婚式行ったこと、文化祭でロミオとジュリエットをやったこと」とパーフェクトな煽りをしてきます。この宮野真守がゲスい! をランキング形式にしたらTOP5に入るくらいゲスいシーンです。憎らしさで涙が出ると思いました。その場に孫悟空が現れてミデンをボコボコにして欲しいって本気で思いました。それでも挫けないなぎさの一途な想いでほのかが復活、涙を流しながら「なぎさ」と覗き込み感謝を伝えるシーンに涙が止まりません。二人の友情を100%描いた完璧な演出です。まさに至高。そして復活した2人で再び変身、再度ミデンに挑みます。その姿を見て、心が折れかけていた我らがはなちゃんがも再び立ち上がります。そして「これしきのことで、心折れるとか、私のなりたい野乃はなじゃない!」という魂の叫びは声優・引坂理絵さんのベストアクトだと思うくらい、まさに魂の慟哭。120%作品を盛り上げる熱演。激熱。そしてヒーロー着地。そんなはなちゃんの姿に心打たれた仲間たちがやっぱり復活。ここに心を200%通わせた初代2人&Hugプリ勢が揃いました。想いの強さはプリキュアの強さに比例します。こんな最強のプリキュアに敵うわけありません。ここまでの熱い展開でまだ半分未満。驚くべきことに30分しか進んでいません。この濃さ、熱量、何なんだこの作品は。

キレたミデンが世界中の人の思い出を吸収して大きな城? オブジェ? みたいなところに引きこもるのですが、ここからCGアニメに転換します。このCGのクオリティが凄いです。東映のCG技術の集大成と言っても過言ではありません。世界に通用するレベルだと思います。CGとなったプリキュアたちがバラバラになった後にいろいろあって集合します。このバラバラの時に巨大モフルンが出てくるのですが、うちの娘が本作2番目に好きなシーンです。子供も楽しめるアトラクションのようなシーンがしっかり描けているのが本作が傑作たる所以です。あと、ちっちゃくなった歴代プリキュア(ベビキュア)達みんなが遊んでるシーンの可愛さが最高です。ベビキュアが遊んでるシーンだけで短編映画を作って欲しいレベルです。可愛さという概念の具現化としてこれ以上のものは無いと思います。「プリキュアごっこしよう♪」とか言ってるんですよ。ずっと観ていたい…。

f:id:ykymf:20190320224945j:plain

本当、ずっと見ていたい…。

合流したプリキュアたちはミデンの巣のようなところにたどり着きます。そこで古いカメラを発見したところキュアアンジュちゃんが目を輝かせてカメラのオタク知識を披露。それに対してエトワールが「あの子ちょっと詳しめなんで」という一言で片づける完璧な脚本。一部の淀みも無くパーフェクト。そしてミデンの正体を知ったプリキュア達は動揺しつつも他の記憶の解放のためにミデンと三度戦います。ただ1人、キュアエールだけはミデン境遇に同情し、心情を読み解こうと、その動機を理解しようと動けずにいる。カメラはキュアエールを中心に回り、背景でミデンと死闘を繰り広げる仲間たちが描かれます。このシーン。最高にエモーショナル。監督の宮本浩史氏をプリキュア映画界のマイケル・ベイと位置付けたいくらいクール。頬に被弾しても構わず思考を続ける演出が憎いくらいカッコいいです。

キュアエールの衝動的な行動によりキュアブラックキュアホワイトがベビキュア化。更にHugプリ勢もミデンに飲み込まれてしまい、戦えるプリキュアが居なくなってしまいます。初見の時、この展開は驚きました。ベビキュアから復活させるためには、そのプリキュアとの思い出をいっぱいの持った人物が必要ですが、Hugプリ勢はミデンに飲み込まれ、初代2人もベビキュア化、他のプリキュアも全てベビキュア化、残るははぐたんとハリーですが、Hugプリ勢は飲み込まれてしまったので、復活出来るプリキュアがいません。完全なる詰み。どうすんのこれ。また余談ですが、この際にステンドガラスの隙間に挟まって抜け出せなくなったハリーをベビキュア達が引っ張ってくれるシークエンスがあるのですが、うちの娘が本作で1番好きなシーンです。何度も観てケタケタ笑ってます。

この危機を脱する方法をはぐたんが見つけます。いきなり我々の方を見つめて「フレフレ、あるよ~」と第三の壁をぶち破って来た時は「うそっ」とビックリしました。ここで繰り広げられるハリーの大演説が最高です。「みんなはどのプリキュアがすきや!?」「1人じゃなくてええ、今まで好きだったプリキュアを全部呼んだってくれ!」「プリキュアの可愛かったとこ、カッコ良かったとこ、何でもええから沢山思い出したってくれ!」「みんなが大好きやったプリキュアを蘇らせるんや!」。この演出は歴代プリキュアをほとんど知らない僕でもグッときました。プリキュアを応援させる演出で子供心をガッチリ掴みつつ、オールスターズ作品として、15周年作品と、これ以上はあり得ないと思えるほどベストな演出で大人の心もガッチリ掴まされました。娘と一緒にミラクルライトを振りながら応援した思い出、そして劇場がペンライトの光で一体となった光景は最高の思い出です。

ラクルライトの力で歴代プリキュア全員が復活。この激熱な展開。さぁ、ここから全員でミデンをボッコボコにするんだろう! と期待に胸が膨らんでいると、キュアエールは1人、ミデンの中に残ります。「まだ出ていくもんか。私が出て行ったら、またミデンが1人になっちゃう」と心の中にしがみつきます。キュアエールはミデンを倒すのではなく、救おうとしているのです。熱い。超激熱展開。このキャラクターを象徴している行動、そしてHugプリという作品のテーマを反映させたパーフェクトな展開です。そんなキュアエールの行動を観て、歴代プリキュアたちが同調します。「私たちもいこう!」と一丸となってミデンを救おうとするのです。最高。こんな展開を待っていた。オールスター映画として、これ以上ない展開です。

キュアエールの行動に戸惑い、暴れるミデンから小さいミデンが現れ、それを歴代プリキュアがテーマ曲と共に必殺技で三國無双のように薙ぎ払っていきます。この一連のシークエンスで本作のボルテージは最高潮を迎えます。もう、本当、最高以外の言葉が出て来ないくらい、この展開は最高です。やったぜ! 派手な必殺技がドカドカ出て、非常に脳に良い映像です。疲れた時、行き詰った時、ストレスを抱えた時に見ると脳が安らぐと思います。プリキュアの必殺技には癒しの効果が期待できます。

歴代プリキュアの猛攻を受けたミデンの心にヒビが入り、キュアエールがミデンの深層へ入ります。そこは雨がやまない悲しみに満ちた世界。「ずっとこうなんだ」「僕はこれしか知らない」という悲しみに打ちひしがれたミデンに対し、キュアエールは「ミデンは偉いね」「自分で何かを変えようとしたんでしょ」と優しさで包み込みます。キュアエールのキャラクター性とHugプリのテーマ性を兼ね備えた完璧な脚本です。ここの宮野真守さんと引坂理絵さんの演技が素晴らしいの一言に尽きます。僕は泣きました。脚本、演出、BGM、そして声優の演技に泣かされました。映画が総合芸術と言われる所以がこれです。隣の娘に泣いている事を気付かれたくなかったので涙は拭きませんでした。

キュアエールの優しさに包まれながら、ミデンを深層世界から表の世界へ連れて行きます。そこには歴代プリキュアが輪になって待っていました。奇麗な夕日をバックに、この戦いの決着を描きます。最後はカメラに戻ったミデンを使って記念撮影。これ以上ない決着。完璧な終焉。みんな笑顔のハッピーエンド。最高です。ただ、歴代プリキュアが一同を介してピクニックをしているところを見るに、プリキュアたちが同じ世界/同じ時間軸で活躍していたのかと思うと、プリキュアって現実世界に落とし込むとご当地アイドルみたいな存在なのかな? と思いました。

これだけ最高な作品を作り上げた制作陣には感謝しかありません。上映時間73分間にこれだけ詰め込んだのは本当にすごいと思います。本当にありがとう。これからも素敵な作品を作り続けてほしいです。新米プリキュアおじさんとして応援し続けたいと思います。

【ネタバレ無し】『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』がめちゃめちゃ面白かったのでみんなに勧めたい

昨年の2018年10月に公開された『映画 HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』がめちゃめちゃ面白いという話をさせてくれ。

 

本当、めちゃめちゃ面白かったです。昨年観た劇場映画38本の中で第3位に君臨するほど面白かったです。プリキュア版『アベンジャーズ』もしくは『エクスペンダブルズ』かな? と思えるくらい激アツのアクション&物語&オールスターのお祭り感で大興奮。歴代プリキュアひとつも見たこと無いのに、ちょっと泣きそうになるくらい、15年の集大成と言える傑作でした。嘘です。実際、泣きました。子供が横にいる中、泣きました。その余りの面白さと、娘と鑑賞した記念すべき作品なのでDVDを発売日に購入。これは手元に置いておきたい! 一生モノの思い出だ! という衝動と情熱が溢れました。それだけの魅力が本作にはギュギュっと、否、Hugっと詰め込まれていました。

f:id:ykymf:20190313235543j:plain

生まれて初めて発売日にDVDを買いました。

では本作の何がそんなに面白いのか。今回は、本作の魅力をネタバレ無しで皆さんに一方的にお伝えします。

 

●アクションが笑っちゃうくらいすごい。
プリキュアと言えばアクションです。そもそも、15年前にプリキュアが企画された時「女の子だって暴れたい」というコンセプトから始まったらしいです。そんな狂ったコンセプトで15年も愛されるシリーズが産まれるのだから、世の中何が正解か分かりませんね。本作もそのコンセプトは変わらず、可愛い女の子たちがめちゃめちゃ肉弾戦を繰り広げます。女児向けアニメだと侮る無かれ、そのアクション作画は大人向けアニメに劣らぬほどに派手で、脳にバンバン響きます。キュートなキャラクターがドラゴンボールみたいな肉弾戦を繰り広げる、このギャップがたまりません。変な脳汁が出います。最高。これこそがプリキュアの魅力。それでも女児向けコンテンツなので、えげつない描写は無く、あくまでポップでキュートな肉弾戦。この絶妙なバランス感覚は15年間で培われたモノだと思います。そしてなんと言っても、大技の迫力も忘れてはなりません。その迫力は思わず笑ってしまうほど。女児向けアニメで、これだけ迫力のある技を繰り出す必要があるのだろうか? と思うほどド派手です。特に本作は、歴代のプリキュアがそれぞれ大技を繰り出すので最高。初見の時は思わず「やったぜ」と思いました。

f:id:ykymf:20190314000956j:plain

これはTVシリーズの映像ですが、こんな迫力の大技がバンバン出てきます。

●悪役の描かれ方がすごい。
本作に出てくる悪役は1人だけです(冒頭にかませ犬的なエヴァに出てきそうな敵がシン・ゴジラみたいに登場しますがメインストーリーに関係ないので省略します)。1人にしたことによって悪役を深く、そして魅力的に描けています。悪役がしっかり描けている作品が名作なのは周知の事実、故に本作が名作であることが伺い知れると思います。しかし本作の素晴らしさはそれだけではありません。最終的には悪役に感情移入してしまいます。悪役がなぜ悪事を働くのかが分かった瞬間、え、お前、そんなの、マジかよ、そりゃそうなるわ・・・という感じで、感情移入してしまいます。悪役が憎めなくなってしまうのです。憎めない悪役が出てくる作品が名作なのは周知の事実なので、やっぱり本作が名作なのは間違いないです。

f:id:ykymf:20190314001653j:plain

悪役「ミデン」 その動機に思わず胸が締め付けられます。

●主人公のキャラクターがすごい。
憎めない悪役が名作の条件であれば、愛される主人公もまた名作の必須条件です。その点、本作の主人公は非常に魅力的です。本作はオールスター映画ではありますが、基本的には『HUGっと!プリキュア』というTVシリーズの映画化なので、主人公は『HUGっと!プリキュア』の野乃はな/キュアエールになります(正確に言うと『ふたりはプリキュア』とのダブル主演ですが)。この主人公が素晴らしい。野乃はなちゃんは「イケてるお姉さんになりたい」「なりたい自分になりたい」という夢を持つ13歳。絶望的な状況や、挫けそうになった時に「こんな(挫ける)のは、なりたい私じゃない!」「フレフレ!私!」と自分を鼓舞します。自分のメンタルを自分で回復出来るすごい子です。この前向きっぷりは僕も見習いたい。そんな主人公がキュアエールに変身し、悪役と激闘を繰り広げるのですが、悪役の内情が分かるにつれ、エールちゃんが取る行動が素晴らしいです。このキャラクターを象徴している行動、そして作品のテーマを反映させたパーフェクトな展開で、僕は思わず泣きました。本作を見たら誰だって好きになる。僕もこれから挫けそうになったら野乃はなちゃんを見習って「フレフレ!私!」て言おうと思います。娘にもこの心/姿勢を伝えていきたいです。

f:id:ykymf:20190314002303p:plain

元気のプリキュア キュアエール みんなも自分も応援します。

●応援がすごい。歴史的なすごさ。
プリキュアの映画には、観客にプリキュアを応援させるシーンが出てきます。幼児を飽きさせない演出として、それだけでも個人的は素晴らしい演出だと思うのですが、本作の応援シーンは、もう、本当、歴史的な素晴らしさです。オールスターズ作品として、15周年作品として、これ以上の演出はあり得ないと思えるほどベストです。映画館で観た時は感動で泣きそうになりました。娘と一緒にミラクルライト(映画館で子供に配られるおもちゃ)を振りながら応援した思い出、そして劇場がミラクルライトの光で一体となった光景は生涯忘れる事が無いでしょう。もちろん、DVDでもこの演出の凄さは感動出来ると思います。

f:id:ykymf:20190314002938p:plain

僕も娘と一緒に応援しました。泣きそうになりながら。最高に楽しかったです。

●主人公を演じる声優、引坂理絵さんの演技がすごい。
劇場鑑賞時はそこまで思わなかったのですが、DVDで再見して、引坂理絵さんの演技、すごいなって思いました。主人公の言動の説得力を120%高めた、まさに主人公と同化したような熱演です。主人公を象徴する台詞の時の凄味と、格闘シーンなど動きのあるシーンの演技と、語りかける静のシーンの演技との緩急が本当にすごいと思います。それが露骨だとキャラクターを殺してしまうと言うか、引坂理絵さんそのものになってしまう事が多いと思うのですが、あくまでも野乃はな/キュアエールであることを活かした演技なのが凄いなと思いました。この演技が作品の魅力を高めているのは間違いないですし、僕が本作で泣いた原因の6割くらいは引坂理絵さんの演技力のせいだと思っています。

 

以上、ダラダラと書いてしまいましたが、少しでも本作に興味を持って頂ければ、鑑賞してくれたら、これほど嬉しいことはありません。プリキュアを知らない人でも楽しめる、本当に傑作です。僕は娘と一緒に何度でも鑑賞するつもりです。

 

なお、プリキュアをほとんど知らない状態で観た僕でも楽しめたのですが、流石に何も知らないままで見るのは気が引ける・・・という人のために、東映アニメーションが公式で『3分でわかる HUGっと!プリキュア』という動画をYoutubeで公開していますが、これが、過去のTV映像を流すだけで何の説明ナレーションも無い動画で、とても「3分でわかる」ような内容では無いので驚きました。これで分かるのは卓越した観察眼と考察力を有する人だけです。そんな人は予習なしでも間違いなく本作が楽しめると思います。プリキュアの入り口は広いが険しいのかも知れません。