神より賜りしクリーム「デオナチュレ」無しに今年の夏は過ごせない

数年前から妻より「たまに体臭がする時がある」という金言を賜っていたのですが、全く自覚症状が無いうえに、妻は人より臭いに敏感であるために「言うてもそんなに臭くないだろう」という希望的観測により、これと言った対策を取らずに過ごしていたのですが、一昨年の父の日に「はい、父の日のプレゼント」と言う嬉しい一言と共に渡された小包を「わいわいなんじゃろな」と開封したところ、中から飛び出したるはデオドラント、ボデー、シャワー、の、「デ・オウ」。しかもマイルドタイプでは無く、しっかり効き目のノーマルタイプ。「お、おう…」という戸惑いの表情を浮かべたであろう僕に向けた妻の目はラオウの如き修羅そのものであった。「そこまでかいな」と少し引き気味に受け取ったプレゼントですが、でも、まぁ、せっかく貰ったし、使ってみるか、と外出する時など目につけば使っていたものの、しかし、そこまでされても「いやいや大げさだよ」という生来ゆえの楽観主義を貫き通し、「デ・オウ」以外の対策は全く取らずに昨年まで過ごして来たのですが、そうは言っていられない、どうしようも無い現実が突き付けられました。昨年の猛暑は、僕に鋭い爪を立てた。そう、ついに僕の嗅覚にまで、腋の臭いを、克明に届けてくれたのでした。あまりに辛い現実を直視出来ず、僕は腋を、そっと閉じた。これが臭い腋には蓋をするという慣用句の始まりである。

デ・オウ プロテクト デオシャワー ボディローション 200mL

これはデ・オウ

これはラオウ

何故、突然に腋臭が出始めたのかと思案するに、昨年の夏の猛暑によるところが一番の理由で、加えて言うなれば、昨年の夏は仕事が忙しく、１日の６時間打合せという狂気の沙汰以外の何物でもない拘束の日々を、週３～４回繰り返したストレスによるところが多分に含まれていると思われます。一応、毎朝シャワーを浴びて寝汗をさっぱり流してから出社しているのですが、それでも満員電車に揉みこまれて発酵された僕の腋から発せられるフェロモン的なサムシングは、会社に到着した頃には十分に熟成されてしまっており、更に悪いことに、わが社は朝イチにラジオ体操を実施、それが僕の首と心を真綿で締めているのは確実、毎朝常人には計り知れないストレスに襲われています。何故か。具体的に説明しましよう。ラジオ体操を思い出して頂きたい。最初の「のびの運動」から５個目の「身体を伸ばす運動」まで、腋をこれでもかと開放する運動が続くのである。これが、つまり、何を意味するのか、僕の口からお伝えするのは辛すぎてPTSDになりかねないために、下記に抽象的な記号で表現するに留めます。各自、その真意をくみ取って頂きたい。

＜腕を前から上にあげて 大きく背伸びの運動！

＜はい！　

＜１、２　🙏

＜３、４　😲♒🙋

＜手足の運動！　🙍

＜１、２　🙏

＜３、４　🙅

＜５、６　😱♒🙌♒😱

＜７、８　😭♒♒🙆♒♒😭

この世に神はいない。

そういったやむを得ない事象により、今年になってようやく、本格的な腋臭対策に乗り出すことにしました。実は乗り出した理由はもう一つあって、今年の春、我が部署に待望の新卒社員が配属となり、社会人生活１１年目にしてついに部下が爆誕しました。我が部署は僕と上司の２人しかいない弱小部署で、ずっと増員希望を出していたので非常に喜ばしく思っており、初めての部下に不慣れながら戸惑と試行錯誤の日々を繰り返しいる訳なのですが、一つ悲しい事があって、それは部下の座席位置が僕の右隣ってこと。そしてもう一つ皆様にお伝えしなければならない事として、僕の腋臭は左より右の方が強力だということです。腋臭具合をトータル１００とした場合、左５右９５くらいの戦力差があります。そういった事情により、僕のサムシングスメルを部下へギフトするわけにはいかない。部下同期の間で「ワキガ上司」という呪われた烙印を押されてしまうわけにはいかないのです。

そんな訳でインターネッツの力を駆使し、腋に重い咎を背負いし先人（≒ワキガ）たちの知恵により、デオナチュレのクリームが良いとの情報をゲットした僕は速攻購入、夏本番を迎える前に対策を取ったわけなのですが、デオナチュレの効力に驚き隠せないでいます。マジ、神が人類に思召したクリーム。神器と言っても過言ではない。八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣・デオナチュレ。評判だと知りつつも、過剰な期待は持たずに使い始めたのですが、期待以上の効力を実感する日々です。

【医薬部外品】デオナチュレ 男さらさらクリーム 男性用 ワキ用 直ヌリ 制汗剤 クリーム

その効力が如何なく発揮されたのは、先日、家族で行った沖縄旅行での事でした。その日の沖縄は梅雨の終わり頃で、熱帯雨林もかくやの暑さと湿度。１０秒出ただけで服が肌に張り付くレベルでジメジメしていました。必然的に醸し出される僕の腋。妻の視線が突き刺さる中、致命的な事に神器（デオナチュレ）を持参し忘れたのでした。これはまずと沖縄到着と同時に即座に判断した僕は「あ、あれ、息子のオムツ足りないから薬局へ買いに行こう」というパーフェクトな理由により、到着早々薬局を探しました。しかし欲しい時に見つからないのは世の必然。なかなか薬局が見つかりません。徐々に醸し出されるサムシングスメル。鋭くなる妻の視線。空調ガンギメのレンタカー内に、僕の臭いが漂わないかハラハラ、妻の鼻孔をくすぐればスメハラ、そうした綱渡りのような時間を乗り越え、ようやく見つけ出した薬局で「オムツとは別会計で」と買った時にデオナチュレを紙袋に入れてくれた店員さんの優しさが痛かったです。

でも、もうそこからは無臭。無敵。ノースメル。フェロモンゼロ。サムシングゼロ。その効き目たるや神隠しの如し。どんなに汗をかいたって、プールや海に入ったって臭いが全く出ません。朝塗れば夜まで安心。それどころか僕の場合は翌日の午前中まで全く臭いがしなくなり、妻の顔も山のフドウの如く慈愛に満ちた笑顔になり、おかげでノーストレスの開放的な気持ちで沖縄を堪能させて頂きました（３日中３日間曇りと雨だったけれど）。

これは山のフドウ

そんな訳で３０代メンズ諸君はそろそろ自分の体臭を気にする年頃だと思いますが、デオナチュレめちゃめちゃ効きます。腋に一抹の不安を抱えし者たちは是非お試しあれ。