これでもくらえ、くそったれ

愛を語る場所だよ。

眼鏡ブランドのユーザー発信情報の少なさをどうにかしたい。

2年前に眼鏡ブランドの眼鏡を購入して以来、ブランド眼鏡の魅力に憑りつかれています。

 

眼鏡歴は20年近くになるのですが、本格的な眼鏡は、子供の時に親に買って貰った最初の眼鏡だけでした。その後は格安眼鏡やコンタクト生活でしたが、4年ほど前、白目の一部が真っ赤に染まる「結膜下出血」を患い、眼科から「これ治らないよ」と言われてびっくり。マジかよ。もう一生赤い目のままかよ。僕の心の中の中二病の部分が「イカすじゃん」と思ったのは確かですが、しかし「治らない」という言葉に血の気が引いたのも確かで、「血の気は引くのに出血は引かないんだな」とはただ言いたいだけの言葉です。で、詳しく聞いたところ、赤いだけで無害らしいので気にしない事にしているのですが、怖いのでコンタクト生活に見切りをつけ、眼鏡生活に切り替えました。これが6年ほど前の話。当時は眼鏡市場で買った古い眼鏡で生活していたのですが、その眼鏡1本だけの生活も味気なく、より本格的な眼鏡を買ってみたくなりました。で、ここからが本題なのですが、初めて本格的なブランド眼鏡を買おうと思った時、まずはネットで情報収集をしたのですが、情報量の少なさに驚きました

僕は新しいモノを買おうと思った時に、まずはネットで情報収集したくなる人間で、ブランド眼鏡を買おうと思った時も調べました。どんな商品があるのか。その商品が良いモノか否か。どんな機能があり、どんな人に合った商品なのか。とにかく徹底的に調べた上で、更に現物を見て購入することが多いのですが、ブランド眼鏡の情報はほとんどありませんでした。正確に言うと、企業やお店が発信した情報は多くあったのですが、使用者や消費者が発信した情報は皆無に等しかったです。

家電や電子機器であればAmazonや価格コムなどにレビューがあります。服、時計、靴などはマニアな方々のブログが多くあります。その手の情報はインターネット上に溢れています。それも消費者側の意見です。その意見が自分の感性と合っているか、参考にするべき意見であるかは受け手側の問題なので、その手の情報は多ければ多いほど良いと個人的には思っています。

しかし眼鏡の情報はほとんどありませんでした。あるのは眼鏡チェーン店、又は眼鏡セレクトショップの情報サイトやブログなど、つまり企業や販売側の情報ばかりです。誰でも情報を発信できるようになった情報過多気味な世の中で、眼鏡に関する情報は売り手側しかありませんでした。もちろん、企業側の情報の方が役に立つことも多いと思います。眼鏡のプロが言うことには説得力があります。しかし企業側の情報と言うのはバイアスがかかります。当たり前の話ですが、売り物の悪口を書く企業や店舗がいるはずがありません。しかし良い事ばかり書かれた商品紹介を読んでも中々参考にしずらい。本格眼鏡初心者の僕としては尚更のことでした。眼鏡屋だけに色眼鏡で書かれた内容を鵜呑みに出来ないわけですよ!!!

その商品が良いモノか否か、それを見極めるためには自分の足で店舗に通い、たくさんの商品を見て、自分の感性を育て、高め、構築された価値観を持ってして、初めて判断するものだと思います。それには膨大な時間と労力と経験が必要で、それも、何の指標も無い中で構築するのは難しいです。目印の無い大海原で放置されたようなものです。そこで指標とすべきは、先人の知識と経験です。しかし眼鏡にはそれがありませんでした。 

無ければ仕方がないので、色々な眼鏡屋に行きました。計20店舗くらいは行きました。いろいろな店員に、買いもしないのに質問しまくりました。だってブランド眼鏡の価格帯ってフレームだけで3~5万はするんです。それにレンズが1~3万くらい別途発生するんです。そりゃ慎重になるよ。慎重になった結果、眼鏡を探し始めて4ヶ月、20店舗以上をめぐり、30以上のブランドを知り、50以上の眼鏡を試しました。そうして2017年夏にLunor A5 232を買いました。その4ヶ月でブランド眼鏡のカッコ良さ、美しさ、面白さ、素晴らしさに触れて、以来、まだブランド眼鏡熱が冷めないので、にわかブランド眼鏡好きとして、眼鏡ブランドの魅力や、僕が実践した眼鏡選びの方法を書いてみたくなりました。

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初めて買ったブランド眼鏡 Lunor A5 232 

長々と書きましたが、そうして作ったのがこのカテゴリーです。次回からしばらく、ブランド眼鏡初心者の立場からブランド眼鏡の魅力を発信していきたいと思っています。かつての僕のような、本格眼鏡に初めて興味を持った人にとって、少しでもこのブログが、良い眼鏡に出会える指標になってくれたら嬉しいです。