これでもくらえ、くそったれ

愛を語る場所だよ。

子供とコンテンツを共有することの幸せを語ります

子供が好きになったコンテンツは、僕も好きになりたいと思っています。

 

皆さん、子供が好きなコンテンツを一緒に楽しんでますか? 最近よく思うのですが、子供が好きなコンテンツを一緒になって楽しめるのって、限られた時間しかないんですよね。例えば、幼児向け番組は2~3歳くらいで卒業する子が多いので、たった2~3年程度で一緒に楽しめなくなります。他のコンテンツだって、ほとんど2~3年サイクルで観なくなることが多いのではないでしょうか? これってすごく貴重な時間に思えませんか? 今楽しんでいるコンテンツも数年後には楽しめなくなる。この限られた時間を全力で一緒になって楽しまなくてどうするんだ! と思うので、娘の好きになったコンテンツは僕も好きになりたいと思っているし、今まで好きになってきました。

娘が最初に好きになったコンテンツはアンパンマンでした。その前にも「いないいないばあっ!」とか「おかあさんといっしょ」とか「みいつけた!」などのEテレは良く見ていたけれど、どっぷりハマるには至らず、長く好きであり続けたのはアンパンマンが最初だと思います。僕もガチ勢には到底及ばないけれど、一緒になって楽しみました。新作映画は3年連続で観に行ったし、映画過去作も半分くらいは娘と一緒に観たし、ミュージアムも何度も行きました。大人になってアンパンマンを見ると、ばいきんまんに親しみを感じるよね。ばいきんまんは天才だけれど努力家で、実は音楽的な才能があり、誰にでも横暴だと思いきや、自分に好意的に接してくる相手には苦手だったり、憎めない要所が多くて、妻と一緒にばいきんまん推しになりました。映画『よみがえれ バナナ島』はばいきんまん好きなら必見の名作です。その他、お気に入りのキャラクターはミントちゃん、オクラちゃん、マダム・ナンです。

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天真爛漫なミントちゃん。ミントちゃんのミントティーを飲むとみんな目がキラキラして「爽やか~」と叫びます。ばいきんまんの目もキラキラにする劇薬。ある意味、最強。

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野菜を育て、愛でることが好きなオクラちゃん。育てた野菜との別れで号泣して、ばいきんまんにして「こんな野菜いらないやい!」と良心の呵責を感じさせてしまうオクラちゃん。ある意味、最強。

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ナンを作ることが好きな優しいおばさんマダム・ナン。ばいきんまんのことを良い人だと思っており、いたずらしても「ばいきんまんさんはそんな人ではありません」とばいきんまんの悪事を信じない。ばいきんまんからは「オレ様あいつ苦手なんだよな」と言わしめるすごい人。ある意味、最強。

アンパンマンの次に好きになったのは、ディズニー作品。かく言う僕も映画好きとして、ここ10年ほどの新作は軒並み鑑賞している程度には好きだったのですが、娘と一緒にプリンセス系の作品『シンデレラ』『眠れる森の美女』『リトルマーメイド』『塔の上のラプンツェル』などを観て、より好きになりました。そして、娘と一緒になって観てからディズニー作品の歌の良さに気づきました。特に歌のタメとノビが良い。思わず一緒に歌いたくなる。『リトルマーメイド』の「パート・オブ・ユア・ワールド」は僕の持ち歌で、歌詞も暗記済み。30代のおじさんが成りきって歌う様は、滋味深いモノが溢れていると思います。また、全然興味が無く、むしろ嫌悪感すら抱いていたディズニーランドにも行きました。しかもディズニーホテルも泊まりました。今までイマイチ楽しみを見い出せずいたパレードやプロジェクトマッピングも、娘と観たら最高に楽しくて、今でも僕の中で燦然と輝く思いでの一つです。因みにディズニープリンセスで一番好きなのはラプンツェル。一番常識人だと思うからです(ディズニープリンセスに常識人は少ない)。

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ディズニープリンセス界では随一の常識人であるラプンツェルさん。ずっと塔の中で暮らしていたことにより家事全般・裁縫・ギター・チェス・絵画・キャンドル作りなど多種多様なスキルを習得済み。自立した女性でありながら、世間知らず的なギャップ要素も完備。ある意味、最強。

現在4歳の娘はプリキュアにハマっています。昨年の『HUGっと!プリキュア』を夏頃から見始めて、今年の『スター☆トゥインクルプリキュア』は1話から毎回チェック。ツタヤに行くとプリキュアの映画や過去作DVDを借りて、食い入るように鑑賞しています。そんな娘に勝るとも劣らずプリキュアにハマっている男が、言わずもがな、僕です。昨年の映画『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』では歴代プリキュアを1話も観てないにも関わらず泣きそうになるくらい楽しめました。僕の2018年の第3位に入るくらいの傑作でした。最近は歴代オープニング&エンディングソング集を聞きながら通勤して、プリキュアに元気をもらっています。因みに一番好きなプリキュアは、映画しか見てないけれどムーンライトさんです。(2019年2月現在)

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歴代最強との呼び声も高いキュアムーンライトさん。シリーズ初の女子高生プリキュアとして頼れるお姉さん的存在でありながら、過酷な運命を背負った悲しい一面も。しかし、それでも己の信念を貫く姿に心打たれたオジサンは多いとか。デザイン面でも(プリキュア界では)大人びたドレスがカッコイイ。やっぱり、最強。

 

因みに息子はまだ1歳なので、好きなコンテンツは無いのですが、アンパンマンは認識していて目に入ると「あ、ふぁんふぁん!」と言うので、いずれ好きになると思われます(何故か最初に「あ、」と途切れるのが最高に可愛い)。あと、今のところ一番集中して楽しんでいるのは『おしりたんてい』。これは娘も(妻も)(あと僕も)好きなので家族全員で楽しんでいます。僕はマルチーズ署長のモノマネが上手くなりました。息子が今後どんなコンテンツを好きになるのか、戦隊モノ、仮面ライダーポケモン、コンテンツじゃなくて電車や車や動物などでも良い、とにかく好きなモノを見つけてくれたら一緒に楽しみたい。今から楽しみです。

 

子供と一緒にコンテンツを楽しめる。こんなに幸せなことは無い。子供が新しい扉を開けてくれて、知らなかった世界を見せてくれます。娘が好きにならなければプリキュアを見ることは無かったと思います。あとプリキュアちょー面白いです。30代男の心にビシビシ響く。前向きにさせてくれる。こんなに素晴らしいコンテンツに出会わせてくれた娘に感謝しかありません。本当にありがとう。

 

以上のように娘が好きになったコンテンツは一緒になって楽しみたいと思っているのですが、唯一、Youtuberだけは、謎の抵抗感・嫌悪感により楽しめないでいます。娘が良く見ているのは、同世代の子供がおもちゃ遊びをしている動画や、大人が幼児玩具を使ってストーリー仕立てに演じている動画、どちらも面白さが分からない。100%偏見なのを承知で言うけれど「子供ってこういうのが好きなんだろう」「とにかく大量のコンテンツを排出して稼げれば良い」という底の浅さが垣間見えるのが嫌です。女性の動画は、まだ小さい子供への配慮があるので「まぁ良いか」と思っていたのですが、男性が作る動画は暴力的で配慮に欠ける描写があったりしたので「これは見ないで」と言ってしまいました。娘の好きなコンテンツに制限をかけたくないので、非常に苦しい決断だったのだけれど、見ていて不快に思える動画もたまにあるのが、この嫌悪感に拍車をかけているのだと思います。最近はロシア? のYoutuber(Like Nastya Vlog - YouTube)がお気に入りで、まさかのロシア語。娘がどこに行こうとしているのか分からないですが、もしNastya?が日本に来ることがあれば、僕は喜んで娘と会いに行こうと思っています。娘が楽しんでいることが何より大切。あとYoutuberごっこする娘が超可愛いので、まぁ結局オールオーケーです。